自己管理能力はいつからでも高めることができます。
まずは自分が達成出来そうな目標をたてて一つずつ達成させていきましょう。
この時、目標は低すぎても高すぎてもいけません。
低すぎると達成する意味も見出せずモチベーションもあがりません。
同じ理由で高すぎるのもよくありません。
少し無理をして達成出来そうな目標を設定してモチベーションの維持に努めてみましょう。
達成出来た時の成功体験により自己管理を学んでいくことができます。
そしてより大きな目標へ向かうことができるようになります。
自己管理が苦手な人はなかなか先のことを考えられません。
目標を設定できたらまず計画を立てるようにしましょう。
目標を達成するために中身をより具体的にする、期限をきちんと決める、状況に応じて調整する、といったことが必要です。
例えば、看護業務を時間内に終わらせる、という目標に対し、きちんと一日の計画を立てる、では抽象的です。
苦手で時間のかかる看護ケアをピックアップして練習して何分以内にできるようにする、や、記録を何時までには終わらせておく、など具体的に中身を設定します。
そしてダラダラかかって達成するのではなく何月までにはできるようにする、など期限を決めることも重要です。
しかし、苦手分野の研修が少し先にある、などの場合にはこの看護ケアの達成は少し期限を伸ばそうかな、という柔軟な対応もしていきます。
達成した後は、どう行動したら達成できたのか、振り返ることも大切です。
こうしたらもっと早く達成出来たのかも、など正確に自分の行動や感情の動きを評価していきましょう。