看護師にとって自己管理能力はかなり重要なスキルになります。
自己管理能力の意味は、自分を律して管理、コントロールすることです。
普段の生活で例えるなら、明日は朝から忙しいから早く寝て体調を整えよう、などです。
自己管理能力は他にもセルフマネジメント能力やセルフマネジメントスキルなどとも言い換えることがあります。
看護師の仕事で例えてみます。
まずは体調管理。体調が万全でないといい看護は提供できません。
どんな仕事にも言えることですが看護は力仕事です。
仕事前の夜ふかしや偏った食事をしていては良い仕事はできません。
基本的な風邪予防もきちんと習慣づけましょう。
時間管理もとても重要です。1日の仕事を自分の仕事の速さを考慮して時間内に終わらせる能力と言えます。
限られた時間内で効率よく動くためにどうしたらよいか常に考えることが大切です。
そしてこれも大切なのが感情やモチベーションの管理です。
看護の仕事をしていると色々理不尽な思いをすることがあったり、ミスをしてしまって落ち込んでしまうこともあります。
しかし大切なのはそこからしっかり立ち直り、他の仕事に影響を残さないことです。
感情に支配されてしまうと良い仕事はできずに他の患者やスタッフに迷惑がかかってしまうことも。
モチベーションも大切で、向上心や新たな目標がないと日進月歩の医療や看護についていけなくなり、結果患者にとっていちばん良いとされる看護を提供できないことにつながります。